謹賀新年
今年もどうぞよろしくお願いいたします。 livehouse nanoより愛を込めて。 livehouse nano 西村雅之(モグラ) read more!



『Decadance Dance』
Ryder The Eagle(Mexico) / 有本秀右 / 日髙晴野 / Kenkouteki
まあ、間違った解釈だとは思ってるんです。「Decadance」って言葉の意味。
誰も退廃的ではないし、既存の芸術を否定しているわけでもない。むしろもの凄く健全にそれをリスペクトしてる。でも、そんな中でも美への探求心に、他よりも多少エッジが効いてる気がするんですよね、そんな4人。直訳では「耽美」ではないけど、日常の中で、全てを忘れて「美への追求」に100%耽っている時間が、ありそうなんですよね。それを指して「Decadance」ではないか、と思ったわけです。で、このワードを使ってなんかタイトルを、って思ったら脳内でヌーノ・ベッテンコートがギターを「デデデーン!」と弾き出すわけで、エクストリームの神曲から拝借。まあ、この日のBGMには使えないかな笑
メキシコからやってくるRyder The Eagle。昨年アルバムをリリースしたシンガーソングライター。ジャケットがね、とてもかっこいいんですよ。黒いスーツに黒いネクタイ、モスグリーンのシャツが印象的な紳士が、黒い革手袋に包んだ両手で印を結んでいる、とてもカジュアルだけど物凄く敬虔なもの。この感じがね、彼の音楽にそのまま反映されてるんですね。この作品ね、まじでルーファス・ウェインライトの1stっすね、テイストは。それを彼に伝えたらね、やっぱ超リスペクトしてるみたいで大喜びしてたな。とてもチープな音のオケの感じは2ndにも通じるかな。なので、この夜は、彼の音楽が纏うオーラの独自性に敬意を表して、他の3名をお招き。
有本秀右。彼の音楽も、彼にしか出せない空気に包まれてるな、と。もちろん影響を受けてきた音楽ってのがあるんだろうけど、そのフィードバックのされ方がとても独特というか。色んな種類の音楽をやってる人だとは思うけど、全て秀右の曲でしかないんですね。そうさせるポイントがここにあるのでは?って思うのが、一人の吟遊詩人の客観視なんじゃないか、と。視界に映る景色をどう表現するのが美しいのかってとこに振り切ってるんですよね。うむ。実は滅私かと。
日髙晴野ちゃん。彼女の歌は、声質なのか、唄い様のベッドルーム加減のせいか、浮遊感を感じさせますが、じつは浮いてるどころか、自分の居場所に自分の足で立ってこそ、一人の凛とした人間の感覚を研ぎ澄ますことができる、と、なんだか魔術師が呪文を詠唱するような、そんな強さを感じるんです。ちょっと、畏怖すら感じることありますよ。アー写がとてもよくって、彼女の存在感のみ、そこにある、みたいな。なんか、そういう人なんです。
Kenkoutekiはちょっと久々ですね。彼の音楽には、つかみどころがない魅力がありますねー。もちろん彼の表現にも芯のようなものは感じるんですが、何が大事にされてるかって、彼が思いついたアイデアを彼がそのままアウトプットすることなんですよね。いや、当然のことなんですが、これってとても勇気が必要。それを飄々とやってる姿に「狂気」に似たものを感じるんですよね。でもポップなんだよな、そこがまたマッド。
これは、めっちゃアーティスティックな夜になりますよ。4者4様、それぞれの「美への追求」の方法論と、それによって放たれる作品に酔いしれちゃいましょう。ただ美味しい酒を嗜むような、そんな享楽的ともいえる夜になればいいな。あ、節度は保つやつね笑
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明日2/7のライブは...
『JADE BOX Ⅷ -そして伝説へ- DAY1』
Atomic stooges / THE MYHALLEY Ⅱ / シゼンカイノオキテ / Fragile / Guidance / It will be rainy(but I go.) / Akane Steaking Crowd / モラトリアム

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