スケジュール

  

いずれの日もチャージとは別にドリンク代¥500頂戴いたします。

どのパーティもお薦めですので 興味をおもちであればぜひ遊びに来てください!

ご予約は チケット予約フォーム にて常に受け付けております。

1(金)

『チョコミントよりジ!ブ!ン!』

POOLS / misomania / ZOO KEEPER / wthr / To Be Honest

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。

 なんか夏っぽいタイトルつけたかったんすよね。キュートさとかポップさとか青春感とか、そして夏って考えて出てきたワードが「アイスクリーム」。なんかいい歌詞ないかなって探したらAiScReamの例の曲しかでてこないわけです。そこで思いついたのがこれ。チョコミントより、ストロベリーフレイバーより、クッキーアンドクリームより、自分のこと好きじゃなきゃミュージシャンなんてやってられませんからね!「あなた」とか二の次です。何より「自分」です。ちなみに、うちの娘(18)がこのタイトルつけたのは本当に自分の父親なんだろうか…となっていたという我が家のリビングからの報告を受けています!

 夏。
 ビーチの砂やプールサイドのコンクリの熱さ、波の音、プールの水しぶき、遠くで聴こえる子供のはしゃぎ声、そんなに音がよくないスピーカーから聞こえるサザン。
 そこに向かう車の中、サービスエリアで買う17アイス、もちろんサングラスはかけてるし、それでも眩しいくらいの日差し、ドライブミュージックはダンスホールレゲエ?それともオレンジレンジ?カリフォルニアのスケートパンク?なんやいうてさ、夏はパンクじゃね?ま、なんでもいいか。
 日が暮れれば絵の具で塗りたくったようなオレンジ色の空、そろそろビールの時間じゃない?ってか昼から飲んでるけどな、あ、お前は運転だから飲めないか、向こうについたらたらふく飲もうよ。夏の夜の水辺に吹く風はまるで5月の初夏のような爽やかなもの、そう、これが5月の風のビール、しってる?ブルーハーツの夜の盗賊団のパンチラインは、5月のものじゃなくって、真夏の夜のものなんだよ?

 っていう僕の夏感。それを詰め込んだ夜にしました。ブッキングがどう進んでいったかは覚えてないけど、To Be Honestのエターナルな歌は夏の空の青さに通じるし、wthrの歌のブルースはギラギラの太陽とは真逆かもしれないけどだからこそできる影の意味みたいな裏側の美しさがあるし、ZOO KEEPERの若さと青春感はドライブが超似合うし、misomaniaのローファイパンクの乾き加減はまじカリフォルニアだし、こんだけ揃ったら夏をダメ押ししたい!って最後のサマー・マスターピースとしてPOOLSをぶっこんで完成!!よくできました!!!

 そんな感情たっぷり込めてタイトルがこれってのがいいですよね。結局自分がどう楽しむかってとこがポイントっすから!お楽しみに!!

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2(土)

comedownthere presents
『Fat Tuna Box vol.6』
〜yubiori 2nd full album 『yubiori2』 release tour in Kyoto〜
※SOLD OUT

yubiori / No Fun / comedownthere

 京都のパンク・エモを奏でるバンドcomedownthereの企画です。彼らのスタジオライブで開催されていたものをnanoにて。今回は横浜のyubioriの2ndアルバムのリリースツアーの京都編をcdtがオーガナイズ。No Funと3マンで間違いのない血の通った夜になりそうです。

 yubiori気になってたんでこの話もらったのが嬉しかったし、「nanoでやるのはGROWLY(cgtの根城だった)がなくなっちゃたからだな、ラッキーだな」くらいに思ってたんですが、なんとyubioriから「nanoでやりたい」と逆指名を頂いたとか。うそやろ、適当なおべんちゃら言ってんじゃねえぞとcdtのフロントのオグに詰め寄ったりもしましたが笑、どうやら本当の話の模様。うそやん。照れちゃうわ。いや、そんなん言うてる場合ちゃう!やったんで!とその話を聞いて気合が入ったわけです。

 さて、yubiori、先日フジのルーキーにも出て話題ですね。まあ、それは後付け。というのも今回ののアルバムの内容が本当に素晴らしい。そもそもエモやパンクの文脈にある音楽ではあるし、だからこそcdtと繋がってるわけなんですが、彼らの魅力はそのリリックにもあるなと強く思います。基本的にプライベートな感情を唄うのはこの手のバンドでは普通のことではありますが、より自分の中に潜って紡ぎ出された言葉のように感じるんですね。全部のワードに込められた熱と決意、それに、たとえば大袈裟な言い方をすると助詞の一つ一つにも丁寧にこだわっているような気さえする。その言葉のフィーチャーされ具合がハンパなくて、メロディがあるのにポエトリーのテイストを感じる。そうだな、Discharming manの蛯名さんを思い出すというか。そして、もちろんそれはヴォーカルの所業のみではないんです。そこを中心において最もかっこいいと思う、そもそもの出自に従うピュアな音と像をしっかり狙うことができるのが、このバンド。んで、この「潜る」感じは、今回のプロデューサーのGotchさんの仕事ってとこもしっかり出てますね。彼のソロってマジどこまでも潜っていくもんなあ。あ、さらにですね、そこにトランペットが入るじゃないですか、それがもう、ただのエモじゃないレンジの広さを見せてくれるんですね、シガーロスやベルセバの北欧のインディーフォーク、ポップのニュアンスまで出せちゃって、いや、まじ、ちょ、yubiori、ハンパないわ。
 ってこの話終わらんわ!!!ってくらいすげーアルバムだな!!!

 ちょっと完全に参ってます。こんなすげーアルバム出すってそりゃ対バンは京都ならNo Funで間違いないわな。いや、yubioriに対しての内田秋の歌にもしっかりあるプライベートな美しさがどう映えるか、けっこう見どころだな。オグは、まあ、少年のようにキラッキラのピュアを見せてくれればそれでいいんですね笑 オグは余計なこと考えないように!笑

 チケットはソールドアウト!みなで夜全部に喰らっちゃいましょう!

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3(日)

『しんきろうのまち Album Release Tour in Kyoto』

しんきろうのまち / bed / title / the PARTYS

 東京のインディーロック・バンドしんきろうのまちがアルバムを引っ提げてやってきてくれます。ツアーは京都と仙台と東京のみ。えらい絞ったなって印象ですが、多分だけどフットワークが重くなる理由があって、それでもアルバム出したから動かなきゃってなって、そのうちの一つが京都でnanoを選んでくれるなんてマジ最高です。嬉しいな。

 しんきろうのまちの登場はなんと2018年以来。paioniaの「白書」のツアーで帯同して來nano。正直、歳のせいか、「paionia好き!!」の感情に脳内が支配されてしまったのか、あんまり当時のライブの模様を憶えてなくて、でも、今回みないな話を持ってきてくれるのはやっぱり嬉しくて、改めて過去作聴いてみたんですよね。そしたら、もう、美しいのなんのって。そもそも音の透明感がハンパない、基本「静」の部類に入る音楽だと思うんだけど、その中に絶対的に孕む「熱」の存在感が信じられないくらい強い。
 そして、今回のアルバムでは、それが健在どころか強くなってる。曖昧で透けてそうな音像が強くなるってどんな魔法やねんって感じです。現世において地に足を付けて生きているのは確かなんだけど、そこに面白さと面白く無さをわざわざ意識して見出し、興味のないものにはっきりと興味がないと意志を表示し、では自分の理想の世界を勝手に生み出してしまおう、とする作風には、結局はそれが想像でしかなく儚いものであることも自覚し、自分が一人の人間であることすら「儚く」思う、そんな逆説的な強さを感じる。魔法のトリックはそんなところでしょうか。
 いやはや、素晴らしいアルバムだと思う。すげえ作品だわ。

 そんなしんきろうのまちを向かえるために本気出しましたね(毎回本気ですが、もちろん)。
 bedも詩の作風は似ているところはあるんですが、こちらのアウトプットの輪郭はめちゃ太い。曖昧?なんすかそれ美味しいの?って感じです。最近うちにも所謂オルタナティブな文脈にあるロックのバンドで若いのがよく出ますが、その手のバンドは絶対にbedに出会ってほしいですね。今年20周年、ツアーも始まる直前の記念すべきタイミングに出演してもらえるの嬉しいな!
 こういう日に呼びたくなる歌で全部持っていこうとしてくれるthe PARTYS。奈良なのか京都なのか、このラインナップなら絶対出るだろってやっぱ即決。the PARTYSも、日常や自分の人生に「あっていいものである」と正当化するかのように唄い上げ鳴らし切ってくれるバンド。意志の塊。
 そんなthe PARTYSのギターのクズノにたまたま教えてもらった高知のtitle。この日にぴったりの透明感と熱が並び立つエモの文脈にある音楽。それが満載の最新作に「やべ!」と感動しちゃって、屈託のないオファーを送ってみたら見後に決まり。解禁するまでクズノには決まったこと内緒にしてました笑
 
 週末にnano発信でブッキングを進めることが最近少ないので、嬉々として「してやったり!」なnano感満載の夏の夜になります!!ぜひ!大集合でお願いします!!!

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4(月)

ホールレンタル

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5(火)

バウンダリー2nd full album「ミラクル」Release Tour
『沼。るミラクルツアー』
当サイトにおける取り置き予約不可

バウンダリー / hananashi

チケットはこちらより
 
 大阪の3ピースロックバンド、バウンダリーのアルバムリリースツアーです。しかも初日。ありがてえ。スケジュールの兼ね合いもあると思うんですが、記念すべきツアーの初日の会場に選んでもらえるってのはなんとも光栄ですね。今回のアルバムはTRUSTからリリース、綿さんの計らいかな?いつもお世話になってます!あざます!

 さてバウンダリー、大阪にこのバンドがいるのは知ってたんです、もちろん、名前はよく耳にするし。でも一切絡みがなくって、遂に今回初登場。一体全体どんなバンド?TRUSTから出すからって特にメロディックやパンクのイメージもないし、果たして?と今回のアルバムを聴いてみました。
 3ピースのロックバンドってフォーマットありきで色んなアレンジでやってるね。所謂邦楽ロックのようなキャッチーなものもあれば、ガレージリバイバルを匂わせる渋いリフとリズム、西海岸を思わせるパワーポップ感、チャットモンチーを思わせるローファイの匂い、AIKOを想像させるJpopまで、女性によるロックバンドのアウトプットを何でもできる頼もしさと屈託のなさが同居してるなって。こういうバンドは強いんだよな。やっぱ無邪気であることは何よりもの武器。でも、演奏にはちゃんとたたき上げの強さがあって、かっこいいバンドとも認識できる。
 で、僕が最も興味をもったのが歌詞。そもそもバウンダリーってどういう意味の単語かって「自分と他者を区別するための心の境界線」というものなんですね、心理学用語で。エヴァ好きの人には「ATフィールド」といえばわかりやすいかな?これを意識して書いてるのかどうかわからないんだけど、とにかく一人ぼっちの歌なんです、全てが。曲の物語の中で相手がいることはもちろんあるんだけど、その相手のことを無視することなくリスペクトもしていても、自分はどう思ってどう行動するのが正しいのかを考える、いや、考えすぎて生まれるブルースをずっと唄ってるなって。めっちゃポップなバンドだと思います、音楽的に。でも、聴けば聞くほど主人公の孤独が表現されている気がして「うう…悲しきモンスターの感情だ…」とか思っちゃんですね。
 が、それがリアル。そこがいいんです。人間誰しもどこまでいっても孤独なんですね。その孤独は否定されてはいけないもので、孤独と孤独が共鳴し合ってこそ、生まれるエネルギーやヴァイブスがあって、ですね、そもそもライブハウスなんて…とか言っちゃうと話が長くなるので割愛。
 と、こういうことを考えると、パンクの名門TRUSTからリリースされるのも、初日の共演者にhananashiを選ぶのも、めちゃ納得ですね。

 さあ、バウンダリーのnano初出演、僕が好きなタイプの歌を唄ってくれそうなので、初回からめっちゃはまるかも。いいツアー初日になればいいな!あ、hananashiのことなんも書いてないや。ま、nanoのhananashiは鉄板なのでなんも書かなくてもいいでしょう!お待ちしております!

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6(水)

モグラとこっけの『GIRA GIRA of NATSU in TOKYO』
※下北沢THREEでの開催です

こっけ&ザ・パートリーダーズ / スーパーアイラブユー / sickufo / ロケットボーイズ / Fine,Great

下北沢THREEでの開催です

 こっけとの季節シリーズ、春、夏、秋と年に3回開催、いつもこっけがnanoに来てくれるんですが、今回はこのシリーズ初の私が下北沢のTHREEにいって東京編を開催ってわけです。まあ、思い付きなんですが、東京に行きてえ!とかでもなく(先月行ったし。しかも完全遊びで)、なんかTHREEでイベントをすることに抵抗がなくなったってことですね笑 しかも前日も翌日もがっつりした外せないタイプの仕事入ってるし、そんな深くまで飲めるわけでもないし。いや、おれ、元気なのかもしれん笑 夏やからかな笑

 そんなモグラとこっけのGIRA GIRA of NATUSの東京編、こっけのバンド含め5アーティストの登場。今回も決まるの早かったなー。自分in東京のレア度も手伝ってるかもしれないですが、THREEならって信頼感もきっとあると思うんですね。いや、ほんといいライブハウスなんだよな。音ややってることの内容が素晴らしいのもそうなんだけど、どこも勿論そうなんだけど「音楽が鳴ってる前提でどう遊ぶか」ってことにより真摯に向き合ってる感じがするんです。nanoもそういうところ大事にしてるとこありますが、キャパ故か「遊び」という部分の比重がどうしても下がってしまって「うー!!音楽―!!」みたいに多少重くなってしまうところがあるなと最近思うところもあって。そういう点でTHREEって、これもキャパ感ありの話ではあるんですが、音楽が好きな人の隣に常にある場所、でもちゃんと音楽を鳴らすことにプライド持ってて、うーん、いうなればスパイダーマンのしっかりスーパーヒーローなんだけどネイバーフッドであろうとする、みたいな?これ伝わる?笑
 とにかく!THREEって場所は僕の理想のライブハウスの一つなんですね。しかもこっけと僕の音楽や場所に関する信条もとても似てるし(ってかほぼ同じ)、そんなやつが店長やってる店なんて、もう行きなれた友達の家?親戚の家?実家…は違うか笑、たとえるなら勝手に冷蔵庫開けてお茶飲んじゃうような、そんな存在なんです。そりゃ、別のライブハウスとはいえ、ここでイベントするのにも慣れて当然ですな。

 メンツは、僕とこっけ二人とも「これ、よくね?」と胸張って言えるやつ。最後にsickufo決まった時とか二人とも「え?最高じゃね…?」って深く頷きましたから笑 ま、僕ら二人がしかけるやつです。グッドパーティーに間違いない、美味しいお酒が飲めるやつになること必至です。僕のMY PARTYとこっけのMY PARTY、出演者とフロアのEVERY PARTYをそれぞれバシ!と並びたてて粉塵爆発起こしましょ!!

 なんか当たり前のことのように書いてますが、僕、東京にいること、普通に珍しいので乾杯にしに来てください!!
下北であいましょ!!終わってからわりとすぐ僕終電で宿に帰りますから!!

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7(木)

DNA GAINZ 6th single「utopia night」Release Tour
『風に乗った笑い声』
※当サイトにおける取り置き予約不可

DNA GAINZ / hananashi / The Rusted Crown / マタノシタシティー

チケットは5月31日21:00よりe+にて販売開始

 おっしゃ。DNA GAINZのツアーだ。先日のGEZANのツアー島根編でOAを務めてたね。どこをどう切り取ってもGEZANフォロワーの彼らはどう闘ったかなのかな。余りある経験値を積んでると嬉しいな。
 もう6枚目のシングルってキャリアになってきたか。初めて出演した時から、かなりいい感じでヴァイブスを共鳴し合えたnanoとGAINZなのですが、最近少しご無沙汰でした。が、5月にとあるイベントに出演してもらった時に感じた、お互いの「GAINZだ!」と「nanoだ!」って感覚、やっぱり俺たち合うよな!!って認識。たとえばこの間は本番直前のSEをかけるよーって声掛けするタイミングで「あの曲のこの歌詞の意味するこういうところめっちゃいいよね」「え!それわかってくれるんすか!ってか次のシングルのコメントもらっていいすか!」とか、そんな時に話すくらい笑 ま、簡単にいうと仲良しってことです笑

 さて、DNA GAINZの今回のシングル。寄稿したコメントにも書いた通り、雑な言い方をするとスピってるの一言で片づけられそうですが、そうじゃない確実な意志と意思を持って、自分たちの理想とする世界を全力で描いてる。これって、イメージを膨らませていけばいくほど、心の中に絶対にいる理性的な自分が「いやさすがにそれ理想論っしょ」とか囁いてきちゃうんだけど、それを必死に振り切って、飽くまで想像に輪郭を持たせるために、言葉と音を、太く強く血がにじむほど固く拳を握りしめて刻んでいく。そんな制作の過程が思い浮かぶんです。それは理想だ、いいこと言えばいいんじゃないぞ、とかのアンチな意見もでてくるかもしれません。でも、彼らの音楽は曖昧と思われる言葉で綴られているかもしれないけれど、敢えてその言葉をセレクトすることで、自分の想像力にブレーキをかけないようにするし、聴き手に「君はどう思う?」って余白を与えてくれるんですね。そう、自分とあなたたちの想像力を信じてるんです。とても、強く。ちょっと話が飛ぶかもしれないけれど、これはきっとドブネズミの「写真には映らない美しさ」と同じことだとも思うんですね。くはあ、やっぱパンクだな!好き!!マヒトは数年前に「リンダリンダじゃもう震えない心から今始まる」と唄ったけど、僕らはまだそこ信じちゃってるかもしれないね。でも、「Absolutely Imagination」ってワードだけには全幅の信頼を置いてるんだよな。

 GAINZ好きすぎて、また対バンのこと書いてないや。ラスクラもマタノシタシティーも久々のnanoなんでどう進化してるか楽しみですね。てかまたhananashiかよ!!笑 最近出てないと思ったら中1日で登板っておもろすぎ!そして、この対バンの3バンドにも心の中に「Absolutely Imagination」って言葉を携えて歌を鳴らして欲しいですね。答えはその瞬間には見つからないものですから。
 いやーー、楽しみっす!!!

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8(金)

Hammer Head Shark
1st full album release tour『Befor 27 °C tour』
※SOLD OUT

Hammer Head Shark / 井上園子

 Hammer Head Sharkの記念すべき1stフルアルバムのリリースツアーの京都編。とてもとても大好きなバンドなので、このツアーの会場の一つを担えるのがとても嬉しい。
 初めて知ったのは、偶然見かけたtwitter(現X)に投稿された動画か音源。Hammerの音楽をザクっとカテゴライズすると出てくるシューゲイザー、オルタナティブといった音楽はもともと大好きだけど、なんかその範疇を超えた存在感みたいなものに驚いた覚えがある。確かTHIS TIMEのDomesticで「取り扱い中」みたいな投稿かな。そんですぐ「これ誰?」ってTHIS TIMEの藤澤に連絡して。藤澤からは「繋ごうか?」って返ってきたけどなんか勇気が出なくて笑 出会うタイミングが来れば出会うだろう、なんてかっこつけちゃったりして笑
 そして去年の夏にGLASGOWの企画で初めて登場。ちゃんと僕がSNSで反応してたことを憶えてくれていて嬉しかったな。最初からなんていうかな、nanoと僕とのHammerの音楽の相性が良すぎたんですよね。この時はお互いに「ん?なんだ?気持ちいいぞ」みたいな感じかな。それが秋に再び来た時にこの相性の良さが確信に変わって。これはうちのバンドだ!とか思ったし、向こうもきっと「これはうちのハコだ!」って思ってくれたはず。こういうバンドとの相性の良さってのはHammerに限らずある話だけど、決して多い話ではない。だから、こんな出会いがとても嬉しい。

 あ、今回のアルバムですよね。もうHammer Head Sharkでしかありません。相変わらず音楽としてカテゴライズされるなら、ってとこは変わってないんだけど、それってただのフォーマットでしかなく、ひゆさんの言葉と歌始め、楽曲を構成する全てがHammerの音なんだよな。そういう意味では、今まででもっともライブに近い音源なのかも?目の前で鳴っているような気すらする「手で触れるかも?」と思うくらいリアルなもの。どの曲も素晴らしいし大好きでかっこいいけど、1曲目の「名前を呼んで」で、「これを聴いて目に見えそうなものをあなたが名前を付けていいよ」と言ってもらえるような気がするくらい、自分たちでもとてもリアルなものをリリースできた自負があるんじゃないかな?Hammerの楽曲はひゆさんの言葉があるからその存在感を強くしているところもあるかもだけど、その言葉たちは音楽を聴いてもらうだけでなくて、聴き手それぞれとの対話になりうる、個対個のもので、って興奮しすぎて何言ってるかわかんなくなってきちゃった笑 えーと「私たちはこれです。あなたの中で『私たち』はどう鳴っていますか?」って優しく問いかけてくれているような。ぐはあ、とにかく、このアルバム好きすぎる。

 共演には井上園子さん。彼女の歌のこととても気になっていたのでとても嬉しい。この人の声にも得体のしれない魅力があって、言葉を一つ一つ丁寧に紡ぎ滑舌よく発するスタイル、その声は一度聴いたら耳から離れない。井上さん自身の人間として生きている証明の賛歌のように思えて、あ、そうそう、Hammerの魅力も、音楽としての内容や情報よりも、その存在証明しようとする作風(声と言葉だけじゃなくて音全てについて)にあるな、と井上さんの歌を聴いて思いました。そうそう、これ、Hammer Head Sharkが、そこらの有象無象とは一線を画するところ。いや、大事なのは、それを音で歌で言葉で表現できているところ。ぐはあ、井上さんの紹介をしようとして結局Hammer Head Sharkの話になってしまった。おれ、好きすぎるな、どうやら。

 長くなってきたので、この話はこの辺で!笑 あとはライブで全てを味わいましょう!nanoとHammer Head Sharkの相性、まじでいいので!!僕もオペするの超楽しみなんで!!個人的には井上さんの音とのコントラストをどう出すかってとこ大事にしたいすね!!

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9(土)

Bushman presents
『鉄2マン原子』VS redmammoth

Bushman / redmamomoth

【チケット予約】
6/15(日)10:00よりhttps://bushman-kyoto.com/
もしくは
当サイト予約フォーム
にて受付開始

 先月末にワンマンを見事にやりきってくれたBushmanが2週間空けてもう登場。大阪のこれまた僕よりパイセンのredmammothを対バンの迎えての2マンライブ。こりゃまた熱い夜になりそうすね…!
 7月末のBushmanのワンマンはそれはもう素晴らしく、Bushman節が全てぶち込まれたお腹いっぱいになる内容のもの。打ち上げまでお邪魔させてもらったけど、メンバーもお客さんも始終ずっと笑いっぱなしのめちゃくちゃピースフルな1日でした。これってVoの谷山さんの人柄だなって深く思ったな。そこに惹かれてしおっちさんもずっと傍にいはるし、てっぺい君もオオツキも仲間になったんだなってなんかバンドの歴史を勝手に振り返っちゃうくらいの、「これが!Bushmanやで!」ってのを全部見せてもらえた。谷山さんは、失礼を承知で言うと「とても無邪気な先輩」って感じで、自分のやりたいことをやるってだけの一本気の人で、そのピュアなキャラに周りの人達も「やるならやるよ」ってなっちゃうような、自ずと人が集まってくるような、そんな少年漫画の主人公みたいな人だなって思うんです。こんな先輩、敵いませんよ笑 その人柄に甘えず、しっかりそこをリスペクトして今回も臨みたいと思います!!

 さて、共演の大阪のredmmmothですが、さらに先輩になるな…。だって1992年結成て。僕中学生やん。こんな感覚なかなか味わえませんよ…。いや、先輩のバンドってのはたくさんまだまだいらっしゃるんですが、nanoに登場して頂くことは少ないのが実際。だからこの機会はとても嬉しいですね。5ピースのこのバンドは、パンク・ハードコアのマインドでもって「生きるってこれだろ!」って強い音を叩きつけてくれる。音源を聴いていたら「はい!そっす!」と首を縦に振るしかないもの。お会いするのがめちゃ楽しみ。

 先輩のバンドの2マンって、多少に緊張は否めないところはありますが、うちだって名だたるパンクのバンドに出演してきてもらった自負があるもの。背筋ただし敬意をもってしっかり仕事させてもらいます!おす!よろしくお願いします!わたし、nanoのモグラっていいます!!

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10(日)

0番線と夜明け前 1st アルバム「河原町ハイドアウト」レコ発ツアー
※SOLD OUT

0番線と夜明け前

 京都発のアイドルグループ、0番線と夜明け前のアルバムリリースツアーファイナルがnanoで開催。チケットは即完売。昨年末の初登場時のワンマンでは集客40弱で止まったと記憶していますが、すごい勢いで名実ともに力を伸ばしてますね!アイドルカルチャーの盛り上がりもいっときに比べると下火なのは事実ですが、その中でも意地はって踏ん張ってる姿は頼もしいとしか思えません。

 今回のアルバムも相変わらずの0夜節満載。オルタナティブ・ロックと言えるオケをバックに感情たっぷり唄い上げてくれています。これをステージでは思いきり踊りながら完遂できるのすげえなって思いますね。アイドルグループのステージって、踊る/みせるに意識がどうしても高くなっちゃって唄うことへの比重が弱くなることがしばしば。そこを音響でなんとかフォローしてあげたい気持ちはありつつも、nanoのステージの広さとシステム上、どうしても本人たちの地力に頼らなくちゃならないところもあり、申し訳ない気持ちも同時にあって。でも、その状況下でも0夜はいつも最大限に自分たちのパフォーマンスをみせてくれるグループの一つだと思います。強いね。そりゃ、お客も集まるわ。頑張ってる姿とか未目麗しい容姿だけじゃなく、ちゃんと音楽を鳴らしたいスタンスも評価に繋がってるんだと思います。

 そもそもですね、0番線と夜明け前って名前がいいですよね、今更ながら。0番線なんてないじゃないですか。架空のホームなんです。自分の立ち位置が時にわからなくってしまう弱さの話だとおもうし、それでも「明けない夜はない」と自分に言い聞かせ、太陽が昇るのを待っている、その意志と意思の強さみたいなものが込められていますね。上ってきたっ太陽の光をバックに凛と立つ3人のシルエットが思い浮かぶんですよね。なんか、そんなこと考えると、3人のことチャーリーズエンジェルみたいに思えてきたぞ?笑 これは言い過ぎか?笑

 そんな0夜のツアファイです!ファンのみなさんは彼女たちの闘う姿にしっかり見惚れてください!お楽しみに!あ、当日会場はかなりの混雑が予定されます。手荷物は少なめに、前に詰める、外にはたまらない、などご協力お願いします!

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11(月)

毎年恒例!海鮮BBQ!

今年は松尾橋下河川敷が使えないようで、場所は京都市中央卸売市場となりのバーベキューコート339にて開催!
時間:11:00~17:00
参加費:場所代¥2200+海鮮代¥1000程度+各々の飲み物代

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12(火)

休業日

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13(水)

Nikoん 1st album"public melodies"release extra tour 京都編
「(no)public melodies」
※SOLD OUT

Nikoん / Trooper Salute

 Nikoんのツアー京都編。共演も話題のTrooper Saluteということで見事にソールド。Nikoんのオオスカってやつは辛酸を舐めてきたタイプだと思ってるので(本人はそうでもないかもやけど)、とりあえず自らの企画で昔から出てるnanoをソールドさせることができたのは嬉しいだろうし、僕としても誇らしいものです。
 しかしまあ、今回のツアーのスケジュールのtoo much加減には驚きました。7月に九州で13本、横浜での企画を挟んで、8月から関西で13本って。フロント2人のオオスカとペヤングの仲が悪くなってないか心配したけど、9月の新アルバム発売に向けてのインタビュー記事を読んで感じた両者の両者お互いへのミュージシャンとしてのリスペクト具合。これなら何の心配も要りませんね。インタビュアーの石井恵梨子さんの「オオスカくん大人になりましたね」ってパンチラインもあったしね笑 

 ソールドしてるから誰かへのプレゼンにはならないけど、僕の気持ちを話すと、Nikoんの音楽をひたすらにカッコいいと思ってる。ここまで仕上げられるオオスカとペヤングだとは正直思ってなかった。前身のTeennager Kick Assの終わり掛けにはすでにこの片鱗は現れていたかもしれないけど、ニュースクールでありながら真ん中にオールドスクールで普遍的な歌と言葉があるって、僕の最も好きな音楽のタイプ。オオスカのギターもペヤングのベースも、狙いすまされたちゃんと試行錯誤を重ねた結果の「理由がある」音が鳴ってるし、そのプレイもそう。そしてサポートドラマーのその時によっての選び方、そのドラマー自身のレスポンスの良さ。オオスカの書く曲はTKA時代から好きだけど、それのレンジがペヤングと制作を共にするようになって広がり続けてると思うし、ペヤングの表現もきっと同じだと思う。この二人がバンドをやってることにおける歯車の嚙み合い方って、そうそう見れるものじゃないと思う。こんな現在進行形で進化し続けるバンドが、京都のnanoって箱を重宝してくれているのがとても嬉しいし、やはり誇らしい。

 ソールドしてるとはいえ、Trooper Salute目当てのお客さんが多いのでは?という売れ方だった今回。確かに、Trooper Saluteは音源から「これどうやってできたんだろ」ってめちゃ気になるものだし、最近ライブを観た人からが「とんでもないものみた」って感想も聞く。でも、そこに対して「なめてんじゃねーぞ」って気持ちを思う存分突きつけ、お客の首を音楽と演奏のクオリティで縦に振らせることができる強さを持っているのが、今のNikoんだと思っています。

 どうか、みなさん、この夜の全てを記憶に焼きつけるよう、お楽しみください。

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14(木)

『常夏の楽園ベイベー ~一味の夏休み2025~』

The Slumbers / 降之鳥 / Jose / モラトリアム / Year After Year / 関口憂一 / The Syphons / LOVIN’THE BUNK

 来ました、今年もこれです。The Slumbers中心に輪が広がっていった一味の皆のマジガチバトル。夏休みとか言っておきながら全員が「は?俺らでイベント終わらせますよ」くらいの勢いのつよつよのライブを見せ合う、ちょっとしんどいくらいのエネルギーが渦巻く日です。

 もう既に一味でも何でもないってか、みなそれぞれで「やったんぞ!おら!」って感じで活動してる信頼株ではありますが、2年前の初回当時はThe Slumbersが界隈を牽引してように傍からは見えました。が、今はそうでもありません。全く頼もしいものです。あの頃と比べると皆かっこよくなったし強くなったし地に足着いたなあと思うのです。
 そもそも最初から「一家」ではなく「一味」ですからね。「一家」にすると序列できちゃうから。それを初回から理解して打ち上げで「俺らは飽くまで横並び」と言っていたスランバボスの佐々木智則は、さすが話はやいな、と。そして今やまさにクオリティは横並びですもの。今年も思い切りぶつけあって、お互いの強さを肌と肌で確認し合ってほしいですね!
 あ、新参のLOVIN'THE BUNKとThe Syphonsは、タイトルに甘えて「身内のりの楽しいやつ」とは決して思わないように!!てっぺんとったらんかい!!

 と、ミュージシャン達はこんな感じにはなりますが、お客さんからすると、異様に気合の入ったステージのオンパレードになるわけです。普通にめちゃくちゃ楽しめますので。これは初年度から本当にそう!
 あ、タイム言っておきます!
 14:00LOVIN'THE BUNK→14:50The Syphons→15:40関口憂一→16:30Year After Year→17:20モラトリアム→18:10Jose→19:00降之鳥→19:50The Slumbers
 ってなってます!でも最初から観とかないと、今日のあれみてないの!?やばかったよー?とかあるの考えられるんで!是非長丁場遊んでください!!

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15(金)

『Night Thieves』

Alaska Night Waves / nagako(pile of hex) / 揺らいで凪 / Gaze Back

 この季節にぴったり(と僕は思う)、夏の夜空ありきのパーティーを組みました。去年もこのタイミングでAlaska Night Wavesに出てもらっだんだよね。村島洋一との2マンで。久々の七燈の登場にいろんな人が集まってくれてとても印象深い夜になったことを憶えています。

 Alaskaの七燈、夜空に瞬く星たちを一つ一つ数えるように丁寧に言葉を紡ぎ、一呼吸一呼吸を大切に声を発する彼女の立ち居振る舞いにいつも痺れさせてもらっています。横で同じように点と点を結んで細い線を描きカウンタメロディを奏でるキンヤのギターもまた、歌のロマンスを煽ります。素敵だ!!それだ!!好きだ!!
 pile of hexのナガコがソロ初出演。バンドでは大地を揺るがすようなアンサンブルで咆哮にも似た彼女のエネルギッシュな歌声に前身のバンドNuffの時から首ったけなのですが、ソロの彼女はシンガー兼トラックメイカーとして登場。自分の奏でたい音、描きたい風景に素直に身を任せ、オーガニックなビートを刻み話す様に唄う彼女もこれまた素晴らしい。
 神戸の揺らいで凪は2回目の登場。今回は3曲入りのEPのリリースツアーの一環として出演してくれます。この夜に相応しく同じく夜を描くようなアレンジメントのバンドですが、歌詞がね、空へ思いを馳せるというよりは、飽くまで自分の日常の中で立ち止まって空を見上げた時に何を思うかということを、自分と向き合い確認していくような歌がとてもリアル。
 Gaze Backは念願のAlaska Night Wavesと共演。というのも4月の共演が彼らの都合で飛んじゃって。このバンドもポストロックやシューゲイザーという文脈にある音楽を奏でますが、所謂オルタナティブな音楽への志向・趣向が強く、時にノイジーなアレンジも恐れない、出したい音を深く追求する意志を感じますね。Voのハスキーなトーンもめちゃくちゃ魅力的。ここからどんどん進化していきそうな京都の期待株なんです。

 ま、病的にロマンチック思考を持つ僕っぽい企画ですね。そうなりゃタイトルこれしかありません。Night Thieves(夜の盗賊団)。今夜多分雨は大丈夫だろう?5月の風は、初夏じゃなくって真夏の夜に吹くんだよ?

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16(土)

『コモンドール 1st mini album release live』
※SOLD OUT

コモンドール / She Side Ship / ペイパーウェイヴ / Sally Cinnamon

 京都のロックンロールバンド、コモンドールの企画。1st mini albumだって。頑張ってるやん。大学生じゃなくなったのかな?今年の春に所属サークルの卒コンにVoが別バンドで出てた気がするな。詳しくわからんのやけど笑

 乾いた音像、軽快なビートが気持ちいいコモンドールのロックンロール。この感じが京都のバンドって感じがするんだよな。感情的な浪花節を込めることもなく、スタイリッシュにもなりきれず、大学4年間モラトリアムを生きて好きなように暮らしてきたから、なんだか穿った見方で世間を見ちゃってるひねくれ具合が良いフックとして音楽に現れてる。だけど、やっぱり将来とか社会の不安定な部分に感じるブル―スも歌に込めてて、なんだか昔の自分を見てるようで懐かしい気持ちになってしまいます笑 
 そんなコモンドールの組んでくれた夜は、単に「かっこいいと思ったバンド」を揃えたんだろうけど、多岐に渡っててとても面白いなって思います。

 She Side Shipも今後のnanoに欠かせなくなる存在になっていくんじゃないかなって思えるバンド。まだまだストレートの打ち方しか知らない、アンサンブルの拙さやアイデアの乏しさは否めないけど、なんせそのストレートが重いんだ。初見で「お、こりゃ良いバンドの匂いがするぞ!」って。最近のnanoはそれなりにキャリアを積んだバンドの出演が多くなったから、この手の若いバンドに興味津々になっちゃうね。というか実はね、詩にね、ちゃんとフォークの匂いがする魅力もあるんだよね。
 ペイパーウェイヴも久しぶり。一度出てもらったけど、彼ら週末にしかライブできないからなかなか誘えなくて。だから今回出てもらえるのとても嬉しい。音数の少ないアンサンブルは超渋いし、かつ跳ねたビートの休符に印象が深くなるプレイもできるんだよな。って先月出したEP超良くて、そういうポイントが見事にパッケージングされてる!しばらくみないうちに自分たちの「節」みたいなの見つけたっぽいね。楽しみ!
 Sally Cinammonも嬉しいね。そうなんだよ、ここにSallyがいることで夜が締まるんだよ。ペイパーウェイヴは夜のフックとしての存在感が強いけど、コモンドールにもShe Side Shipにもちゃんといなたいフォークネスが根っこにあって、そことめちゃリンクするなって思う。かつあのサイケデリックにも寄り添うアレンジと音、素敵なんだよな。こちらも久々に登場、ありがてえ。

 こんな若いバンドが仕掛けてくれる夜、単に持込イベントってくくれない、宝箱のような夜になる可能性ありっす!
 お楽しみに!!

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17(日)

昼の部:

『・+・=ーーー』

pandagolff / ときめきポメラニアン / くつした(まちみお) / IKIMONO

 やった!東京のpandagolffのツアーだ!ある時SNSで流れてきた音源が好きすぎて「これだれだ?好きすぎる」みたいなこと書いたら快くリプもくださって、今回の夏のツアーの連絡を受けめでたくnanoに招致することができました! 
 pandagolffのローファイミニマルサウンドに沿ってブッキング、Pandagolffのエレクトロ寄りなサウンドの中にしっかり存在感のある生音のグルーヴをフィーチャーしてこのラインナップ。ちょっと異質かもだけど、絶対に出演者全員が喜べるものだと信じています!ちなみに、タイトルは造語っつーか、ミニマルサウンドに注目して「点と点を結んで線にする」って記号にしてみました!なんか、余計な言葉はいらねえ!ってとこですね。ってここにつらつらと言葉書いてるんですが!ムムム矛盾!!

 さて、pandagolff。ギャングオブフォーとか思い出させてくれるポストパンクですよね。この手のニューウェーブな音に目がない僕ですが、そのソリッドなアレンジにパンクスが内包されてるなって期待しちゃうってか、怒りとか反発とかそんなんじゃなくって、とてもプリミティブにイノセントに音を構築していくそのミュージシャンシップに孤高の精神を感じるのです。でも、先に書いたようにどこかしら温かみのある人間による生音のグルーヴこそ、原始のステップを我々に踏ませてくれるのでは!ってドキドキするんです。って何言ってるかわかんないね!とにかく好きなんです!!嬉しい!!
 共演者は、飽くまでローファイであるところに注目して選びました。
 IKIMONOはドラムとギターの2ピースの生活を唄うフォークがベーシックにあるバンド。曲中の音色に多少の変化はあれど、無駄なものを省けるだけ省き最後に残る普遍的な願いが、思わず拾って大事にとっておくような綺麗な石ころのように輝くのです。
 くつしたはフロント2人のまち・みおセット。バンドでの出演をお願いしましたが、正直二人セットも捨てがたいなってところもあって今回はこちらで。バンドのときは音数こそ少ないけど、歌に特化したソリッドなパンク。が、これが二人になると小さな音のギターと歌に彼女らの音楽が凝縮され、音が鳴ってない隙間にすら意味を見出してしまうかなり尖ったポストロックのテイストが生まれるんですね。本当に素晴らしいユニットなのです。
 そしてときめきポメラニアン、京都の期待のホープ。曲のキャッチ―さ、生活の中でとりあえず中指立とこっかって可愛げさえある等身大のパンク加減に中毒者続出中のバンド。可愛いとかいってんじゃねーぞ!と思い切り肩肘張ってた彼女たちなんですが、その力の抜き方を前回指南したところなので、これこれこれ!ってある種ローファイミニマルな仕上がり期待できそうなんすよね!

 これ、面白いと思うんですよ!DJやトラックメイカーとのブッキングもありありなんですが、敢えて、京都なりの生音サイケを表現してみました!昼間のイベントです!!夏の思い出作り続けましょ!!
 あ、夜は思い切りインダストリアルに寄せたチャージフリーのDJパーティーなんで、よろしければ夜も一杯飲んで軽く踊って帰るのもありっすよ!

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夜の部:

『mogran'BAR』

Guest LIVE:Rentaro
Guest DJ:Matthias Abe (Lutum Audio)
DJ:mogran'BAR crew

□配信URL:nanoのtwitchチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。

月一回マンスリーで開催されているこのパーティーは、2004年のnanoオープン当初から続く立派なレジデントDJパーティー。オリジナルメンバーはもういないんですが、その頃から通い続け今はレギュラーとしてヴァイブスを担ってくれるメンバーもいます。形と内容変え開催回数は400回を超える歴史のあるこの夜(とか大袈裟な…)の今現在のポイントは、
・チャージフリーである。飲み代だけで遊びに来れます。
・デイパーティーである。主に18:00にオープン、22:00クローズの超健康的な時間帯に開催されます。
・ボイラールームスタイルを採用。フロアのど真ん中にDJブースを設け、360度囲んで楽しめます。
・ゲストが基本出演。え?フリーでこの方が?みたいなゲストが登場することもしばしばです。
・レギュラーDJたちのプレイクオリティは割と本物です。みんな数々の現場を踏んできた信頼の奴らです。
・ちゃんとクラブです。普段ライブハウスなnanoがこの夜はクラブ化成功。
情報多いな!!基本的なものだけでこれだけ挙げられるって、なんか我ながらすごいな!笑
と、こんなパーティーがmogran'BARなのです!

 さて、今回はゲストが2組。ライブにRentaro君が登場、アンビエントからブレイクビーツ、インダストリアルノイズまでレンジ広く鳴らしてくれるトラックメイカー。モジュラーシンセを使用したディスイズなミニマルの箇所も盛り込み、さらに物語に深みをました彼のステージ。前回nano出演時、DJにmogranレジデントのヤンスと共演してくれたこともあり、今回mogranにゲストとして引っ張ることができました!みんなにぜひ見てほしい逸品です!
 共演のDJにBIG松村を提案したんですが彼がスケジュールNGだったので、だれかmogran未出演のかっこいいDJいない?とメンバーに相談したところマティアスくんに白羽の矢が。彼の名はよく聞いていたのですが、もちろんプレイは未見、でもmogranメンバーのおすすめは信頼しかしてないので超楽しみっす!!

 さあ、乾杯しますか!!遊びましょ!!

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18(月)

休業日

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19(火)

ナノジャム(BAR営業+スタンダード・ジャズセッション)

[open] 19:30 / [start] 20:00  [adv] \1000w.1drink / [door] \

20(水)

THE KING OF ROOKIE Pre. 『惚気話をお守りに飛んで君に会いに行くツアー』
Single『太陽とお守り』リリース全国ツアー

THE KING OF ROOKIE / THE NOiSE / ジャンキー58% / コールスロー / THE HAMIDA SHE'S

チケットはe+及び、各出演者予約へ

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21(木)

Daisycall 1st digital single "nona" リリース2マンツアー『灼熱一騎討巡行』
※当サイトにおける取り置き予約不可

Daisycall / アルコサイト

チケットはLivepocketにて販売中

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22(金)

『ラブレター!!』
※当サイトにおける取り置き予約不可

SULLIVAN'S FUN CLUB / FATE BOX

チケット予約はコチラにて受付中

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23(土)

HONEST『Going Growing Tour』
※当サイトにおける取り置き予約不可

HONEST / Brown Basket

チケット予約はこちらにて受付

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24(日)

SEVENTEEN AGAiN『光は眩しいと見えない』レコ発京都編

SEVENTEEN AGAiN / 伊藤祐樹(band) / コロブチカ / 玉屋2060%(Wienners)/ Akane Streaking Crowd / either / FATE BOX / THE HAMIDA SHE'S / ULTRA CUB / ZOO KEEPER

チケット予約はこちら

[open] 13:30 / [start] 14:00  [adv] \3500 / [door] \

25(月)

休業日

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26(火)

休業日

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27(水)

『まだまだ麦茶』

いのうえさき(IKIMONO) / ハイジ / さとうじゅん / 詩央

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。

[open] 19:00 / [start] 19:30  [adv] \2000 / [door] \2500

28(木)

『西陽の射すドライブイン』

レインボウマン / THE PERRY / ザ・あどばん / 福 / Super Duper

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
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□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。

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29(金)

ナノボロ2025に協力のため休業

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30(土)

『ナノボロ2025』DAY1

出演者やチケット他詳細はコチラ

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31(日)

『ナノボロ2025』DAY2

出演者やチケット他詳細はコチラ

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