スケジュール

  

いずれの日もチャージとは別にドリンク代¥500頂戴いたします。

どのパーティもお薦めですので 興味をおもちであればぜひ遊びに来てください!

ご予約は チケット予約フォーム にて常に受け付けております。

1(木)

studioIZ 10周年『ムッティーフェス!』

ネコグルマ / 村島洋一 / アベフミヒコ / ひらいあやこ / ムッティー

 西京極にあるリハーサルスタジオ「studioIZ」が10周年、それを記念したイベントが開催。おめでとう!
 IZ自体はもっと前からあるんですけど、10年前にムッティーという男が買い取りオーナーになってから10年なんですね。それ以降のIZは改装を繰り返し、BARが併設されていたりイラストレーターのショップが2階にあったりも含めて、ただのリハスタというよりはコミュニティスペースとして場所の使命を果たしている、そんな存在です。BARが営業されいる時には西京極にある飲食店を経営されている方がお客としてやってきたりもして、ミュージシャン連中にとってだけじゃない地域の中心にあるカルチャーの交流の場になっているとも思います。そういう場所があるのってその街にとってとてもいいことだと思います。
 
 さて、ムッティーという男。今のnanoの周辺のミュージシャンやお客さんたちにとっては馴染みが薄くなってきたかな?過去に彼がフロントマンを務めていたバンドでは月1の定例イベントでnanoに出演していたくらいの仲。彼のテレキャスは70万越え(72回払いが終わるまでにサッカーのワールドカップが2回あったという話です)、nano始まったばかりのときに別箱のイベントの打ち上げで「70万のテレキャスあるのにバンドやってない」と紹介され「なんでやねん!やれよ!」と言ったのが最初の出会い。つまり付き合いは20年以上になるってこと。
 とにかくサービス精神が旺盛な男で、人に気を配るのがとても上手でありながら、結局は自分の正しいと思うことのみを貫き通す。弁もたち(予備校教師やったらすんごい儲かると思う)、根っからのエンタメ性が才能、人を引っ張っていけるリーダー気質。でも僕らのような彼にとって先輩といえる人間へのリスペクトも欠かさない、所謂「いい男」。あるタイミングから兵庫県のハチ北高原でフェスを開催するようになり、今はその兵庫県の山奥に暮らし町おこしのために奔走する毎日(最近町会議員になったらしい…w)。ハチ北に移住しますって伝えてもらった時には驚いたけど、それもまた「俺がやるべきことはこれだ」と見つけて大変清々しい顔をしていたので「ええやん」としか。
 そんな風に自分の正しいと思うことを行動に移せる人間だからこそ、自分以外の人間が「これをやろうと思う」となっていれば、その背中を押してあげられる人間なんですね。そんなムッティーが作ったからこそ、IZという場所に様々な人間が集まってくるんですね。パワースポットの一つ的な?え?めちゃええ場所。今は現場にはいないけど、ムッティーが土台を作ったものが形になってきている、そう思います。

 そんなムッティーなんですね。色んな景色を共有してきた男です。大笑いしたことも、真剣に音楽の話をしたことも、大変に悲しい思いをしたことも、ぶち切れあったことも、色んなことがあります。20年以上も付き合いがあればそりゃそうなんですが、それらを経て、nanoの歴史の中では欠かせない重要人物の1人なんですね。

 ムッティー10周年おめでとう。この日集まってくれる皆さん、思う存分楽しんでくださいね。お待ちしています!
 あ、ムッティーは酔いつぶれると、その巨体もあって運ぶのが超めんどいので、覚悟しておいてくださいね。

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2(金)

『We Are Golden!』
feat.
Laryssa Birdseye Japan Spring Tour 2025

Special LIVE : Lryssa Birdseye
LIVE : Jagg Keen / Cas
DJ : 激
FOOD : Yeah Yeah Tacoz

 アメリカのシンガー、Laryssa Birdseyeの再来日です!
 前回が昨年の11月で、半年ぶりに会えるのがとても楽しみです!自分のインスタのプロフィールに「spycy Tailor Swift」と書いてることが彼女の音楽の全てで、アメリカのポップスターのようなエターナルなメロディを唄いながらも、そのパフォーマンスにはより一層熱が込められているもので、パーティー感は大前提、その上で自分で何を表現し、何を伝えるかってことに重きを置いているめちゃくちゃかっこいいやつ!前回もひたすら楽しんでくれていて、今回のツアーでも「nanoにはいかなくちゃ」ってなってくれたと思うとめちゃくちゃ嬉しいね!

 Laryssaが来るならこっちもディーバ用意しなきゃってことで、ブッキングはJagg Keenから。ポップスというよりはR&Bの要素が強くなる彼女たちの音楽だけど、フロントマンの芽田ぱに子がDJやトラックメイカーでもあることもあって、フロアを巻き込めるパーティーテイスト溢れる演奏とステージングは本当に最高で信頼できるんだ。オケのクオリティもヴァイブスだけじゃない説得力増してきたし!何よりLaryssaに芽田会わせたかったんだよね!
 CasはGreat Youthのフロントマン伊地知とギターのコウタの昨年末始まったユニット。Great Youthの時の広い音像よりも、ベッドサイドっぽいプライベート感を煽るミニマル寄りのトラックが超クール。でも伊地知のハスキーな声でメロディを唄われると、あいつらが大事にしたいロマンチシズムにはブレがないことがめちゃわかる。これこそGreat Youthのときから奴らがやりたかった音楽なのかもなって思います。マジでめちゃいいんよね!
 こういうパーティーにはDJが絶対に必要で、なんで絶対なのかわかんないけど、DJちゃんとやってる人って、オーガナイザーが目指すナイトメイクを感じ取ってプレイしてくれるんですよね。空間を任された人間の使命をしっかり受け取ってくれるというか。で、今回お呼びしたのは激くんのみ。彼のプレイはクオリティとして間違いのないものってのが前提で、その引き出しのレンジも広いから、複数のDJ呼ぶよりも、いっそ激君に全振りでお願いしよう!って。マジ頼れるんだよなあ。あの「俺、やるっすよ」感、好きなんだよな!
 んで、フードはいつものガッキー。肌が綺麗な美しいギャルです。見た目の派手さ故空間にオブジェとして有るだけで置き照明のような役目も果たしてくれますが笑、なによりタコスがめちゃくちゃ美味しいの!ってか、来てもらうたびに美味しくなってんの!こちらにもまたヴァイブスだけじゃない深く頷けるクオリティがあります!

 よっしゃー!良いの組んだ!情報が多い!けど一本ぶっとい筋通すことができた自信ありまくり!!
 ナイスパーティーにしかならない予感なんで、皆さん!マストカムでお願いします!

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3(土)

『Go For It』
feat.LITTLE BOYS KYŌKINOTANE TOUR MAY 2025

LITTLE BOYS / Atomic stooges / Amsterdamned / Pines. / Year After Year / 砂場泥棒

 来日案件が続きます!
 イタリアからLITTLE BOYSというドラムとギターのデュオが登場。ホワイトストライプスを思い出させる2ピース感ありますが、リフはもっとヘヴィで、サイケデリックに振り切った音楽かと思います。オールドスクールなロックンロールやブルースの匂いは確実にありますが、エクスペリメンタルな要素もあって、めちゃくちゃかっこいい!なんせツアーのタイトルが「狂気の種」ですからね!笑 今回のジャパンツアーはAtomicのよしぐのアテンドから始まったみたいですが、ありがたいっすね!!
 
 そんな印象を持ったので、かなりサイケデリックな方にブッキングは寄せました。ロックの文脈にあるバンドたちには違いないけど、そのベクトルをちゃんともってるからこそ、共有できる部分があると思うしセンセーショナルな出会いになればいいなって思ってのことです。
 Atomic stooges、今回も2ピースなのかな?そうなるとサーフやヒップホップのノリは潜めて元々のガレージ感が強くなる?とはいえ3ピースで出せてたリズムのグルーヴが確実に培われているので、めちゃくちゃかっこいい、よりソリッドなAtomicを見せてくれるとしか思わんのです。
 サイケな友達といえばAmsterdamnedですね。Gt.Vo.滝口先生には、エクスペリメンタルな音源を見つける度にLINEで送っています。アムスの音楽はシューゲイザー・ダブ・レゲエなどいろいろな要素はありますが、それはすべてただの方法論の話で、その芯にあるのは滝口の奔放な音楽愛だと思うんですね。やつの感覚には信頼しかない。
 今回最もロックンロールよりなのはPines.ですね。広い景色を見せるアレンジメントやレンジのある音像はとても気持ちいいオーガニックな感覚を与えてくれますが、ダイナミズムの中でマックスを迎える時に聴かせてくれるおらついたロックイズムが本当に素敵。そのどちらもがどちらをも引き立てるバランスの良さ、それが最大の魅力。
 Year After Yearはオルタナティブなスタンスで受けて立ちます。ベースの転勤を始め、メンバー構成が不安定な時期を迎えているって話なんですが、なんせオルタナティブなんです。バンドは形。それが変わるだけ。って軽く思えるくらいフロント2人の音と歌こそ武器。今のリズム隊はそこにでっかいパワーを与えてくれる存在。信じて鳴らすだけっしょ。強い音楽だと思っています!
 砂場泥棒。初登場。京大の熊野寮のバンドだって。昔のは熊野より吉田って感じの京都市左京区の音楽シーンだったけど、昨今勢いあるのは熊野寮だよね。はたから見てるか限り。ライブのクオリティは勿論不明だけど、送られてきた音源に自由度がとにかく高く、この夜もっともエクスペリメンタル担当になるんじゃないかなって。

 うわーめっちゃおもろいやん。なんかフェス感あるやん。お待ちしてますよ!!

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4(日)

『人音風土』

THE あろーんず / Kagari.

 神戸のBLUEPORTというライブハウスでブッカーを務める若いスタッフ和田君の企画です。和田くんとは面識が全くなかったんですけど、自分の好きなバンドのライブを観にnanoにはよく足を運んでくれてきたようで、この場所でも自分の企画をやりたい!と思ってくれたんですって。何度も言うけど、本当にこういう話はありがたい。

 タイトルにあるこの言葉は和田くんによるもの。同じ音楽同じバンドであっても、その場所によって感じ方がちがったりするのはとても面白い。それはシンプルにその場所によって違う音響の設備によるところもあるだろうけど、演者の場所への思い入れ、場所の演者への思い入れなんかが作用したりするんだよね。そういった人間と人間の関係性や感情が音に作用してくるって、物理を超えたロマンチックなものだと思うんです。土地の気候とか空気とか、土地柄によるヴァイブスとかもそうだね。人や土地によって魅力の機微が変わってくる(高低の話ではなく)って本当に素敵な話で、そこに目つけて、自分が働いてる場所以外でもイベントを組もうとする和田くん、なかなかの気概の持ち主じゃないかあ。

 今回呼んでくれたのは2バンド。
 石川県のTHEあろーんず、気になってたんよね。2月のある持込イベントの企画者が用意してくれたBGMのプレイリストに入ってて思わず「あろーんずって誰?」って訊いたもの笑 日本語でメロウなメロディを唄い上げてくれるバンド、その歌にバンドアンサンブルを集約させていくエネルギーがとても素晴らしいですね。ちょっとアンニュイは空気感は90年代のUKを彷彿とさせるし、涎もの。ギターの単音のフレーズのマイナーペンタ具合にも首を縦に「うんうん」と振るしかないやつ。
 Kagari.は大阪神戸を中心に活動するギターロックバンド。速いビートで感情を叩きつけるタイプの3ピースかな?サブスクに上がってる曲を聴かせてもらったけど、もう青春真っ盛りです。わかるぞ、朝焼けとか夕暮れとかの景色がとても綺麗で思わずエモなりすぎる気持ち。僕の場合すぐ写真撮って家族のLINEに送ったりするもの。こないだなんて奥様に飽きられながら「ほんま空好っきゃな」って言われましたからね笑 真っ直ぐなバンドっぽいな。楽しみ。

 持ち込み企画で2マンか…って正直ブッキング上手くいかなかったのかな?とかも思ったりするけれど、あろーんずの少しひねくれたアンニュイなブリットポップと、Kagari.のド直球青春のコントラスト、めっちゃいいと思うな。どっちもバンドで自分たちが思う美しいロックを鳴らすってところで共有できそうな気がするな!そういうところも含めて楽しみにきてください!!お待ちしています!!
 

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5(月)

『DIVE into THE NiGHT』

街蜥蜴塾 / 凌平 / MELTME / Sheeve / Vierror

 昨今のグランジやオルタナティブのリバイバル感あるじゃないですか。90年代を良く知ってる人間が懐かしむだけじゃない、2020年代の現行のどこかスタイリッシュな匂いのする本当にかっこいいトレンドが今あると思うんですよね。キラキラの80年代を経たあとの90年代は時代的に不安定な時期を迎え、それと同じ感覚が今皆に与えてて、だからこそあの頃の音楽を咀嚼・昇華したうえで出てきたアウトプットなのかなって思うんです。そういう、音はオルタナティブなものかもしれないけど、決して泥臭くはない、そんなパーティーを組んだってそんな日ですね。

 街蜥蜴塾。フロントマンのCity Lizardはソロやサポートメンバーとして出演がよくありますが、本陣がこれ。メンバーがとても多いみたいですが、なんとかしてみます笑 ヒップホップの要素が強いんですが、マックスを突くときのヴァイブスにはロックアンセム感があって絶妙のバランスで鳴らしてくれる集団だと思うんです。どこかクールなんだよな。なんかこういうところ、奈良なんだよな。あ、奈良の人たちが中心のメンバーたちです。
 街蜥蜴塾のヒップホップテイストに先ず応えようとラッパーの凌平を呼びました。ステージングは1MC1DJ。バックDJのキムのエッジの効いたトラックに載せる、更に尖ったリリックを熱たっぷりで放つ凌平が本当にかっこいいんだわ。でも立ち居振る舞いはやっぱり超クール。このナイトメイクには欠かせない存在だと!
 ちょっ久々のMELTME。experienc(e)のクルーとしてはよく会ってるいillとリンコちゃんだけど、彼らも本文はミュージシャン。ダンスビートありきのアッパーなクラブチューンを思い切り鳴らしてくれるバンドですが、そこに香る退廃的なグランジの匂い、めちゃくちゃ好きなんですね。最新の曲にもやはりその鳴り。
 sheeveはハードコアやパンクのマナーも踏襲した強いバンド。でもそこにnao(ODDLY)のヴォーカルがあるのが、よりスタイリッシュに仕上げてくれます。この夜最も所謂90sのテイストが強いバンドではありますが、この日にこのタイプのバンドがいるのが、今の時代性だと思うんです。マスターピースです。ベースのガクの鳴りがやばいくらい良い。めちゃお金かかってるらしいっす笑 大人になったな笑
 Vierrorは初登場。エレクトロな匂いもする女性ボーカルもののポップチューンにパッと聴きでは思えるんですが、確実に音楽をクールたらしめるアレンジと音のセレクトの妙があるんですよね。一筋縄で形を与えるタイプの制作では決してないって感じるそのスタンスにオルタナティブな嗜好を感じるんです。逆に、そうなのにここまでポップに仕上げてくるのが、すごいな、と。

 はい!これもグッドパーティーでしかないっすね!良いの組んだよ!俺!一緒に遊びましょ!

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6(火)

『もはやジャズかもしれない』

楽しんでいこうや西岡と狂ったチワワズ / 根本快(toronto) / 砂場ウエスト / newwe / wthr

 この日は日本語のロックバンドたち。でもそれぞれのアウトプットがあって、その形の選び方はそれぞれでめちゃ自由で、ロックってフォーマットは確かにあるんだけど、そのやりたいようにやるだけってスタンスにリスペクトを込めてのこのタイトルです。ってか、そもそも衣食住、生きてて起こること全てジャズで、だから(以下略)

 楽しんでいこうや西岡と狂ったチワワズ、略称楽チワでいんじゃない?ってふと思った。こっちも自由にやらせてもらうぜ笑 西岡のアウトプットには色々あるんですが、彼の表現をもっともキャッチーにリリースできてるのがこれかなーって。ロックだしパンクだしアンビエントだしサイケだし、それを見事に楽チワの作品に落とし込んでるの、けっこう凄いこと。しかもシングアロングできるくらいに。
 torontoの根本。ソロだけどやっと来てくれる!東京のバンドとして出会った彼だけど、就職で広島を経て現在神戸。近くなったから呼びやすい!嬉しい!それくらい根本の歌が、作品が好き。癖がめちゃあるコード運びに、これまた癖の強い言葉選び。でもそれらに感じるのは、彼の奇を衒う方法論ではなくめちゃくちゃ素直な美への追求論。くー、クールだぜ!
 砂場ウエスト。素直といえばこの人ですよね、ミヤザキナツキ。素直すぎて捻くれてきたところあるだろうけど、一周回って超素直。もうしらね、唄いたい歌しか唄いませーん!へへーんだ!って開き直ってからのナツキの歌と声の伸び方、届き方はほんとすげーって思うもの。生活ありきの活動かもしれないけど、そんなのお構いなし。彼も真っ直ぐに自分が強く美しいと思うものにしか興味がありません。
 newwe。メンバーが抜けるとか休むとかなんやかんやあったけど結局元に戻ってそもそものnewwe。Vo.五十嵐のブルースを思う存分ぶち撒けながらも、バンドの音像としての所謂インディーの香り、そのコントラストがどちらも引き立てて音楽として最高の仕上がりを見せてくれてると思います。そこまで露出も高くないし、その名前を未だ知らない人もたくさんいるかもしれないけど、けっこうやばいよ?newwe。
 トッパーはSet Free休止後にドラムの三輪、ベースのコバ、ギターのタツキが始めた3ピースのバンド、wthr。ウエザーと読みます。始まったばかりだからまだそこまで方向性とかは固まってないかもしれないけど、3人のアンサンブルは確実に鉄壁だし、何をやってても形にはできる実力派だと思ってるので、何の心配もありません!何より新しく始めて帰ってきてくれるのが超嬉しいな!

 ゴールデンウィーク2025の最終日は昼イベです!連休最後だから夜まで遊べないでしょ?だって次の日から仕事でしょ?んじゃー前日までのお休み気分で昼から遊んで、日が暮れるちょっと前くらいに帰路について家帰って飯食って風呂入って寝ましょ?ほーら、連休最終日でも遊べる気持ちになってきたでしょ!?
 お待ちしています!!

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7(水)

休業日

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8(木)

休業日

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9(金)

ときめきポメラニアン1stEP『ドッグランを抜けだして』リリースパーティーnano編

ときめきポメラニアン / sickufo / サブマリン / 詩央

 京都のパンクバンド、ときめきポメラニアンのレコ発nano編を組ませてもらいました!そもそも東京のsickufoの出演が決まっていて、彼らのローファイ具合に応えられる地元のバンドは、と探して思いついたのがときポメ。で、声をかける時に彼女たちが「nanoでもリリパやれたら嬉しいですけど…」って漏らしてたのを思いだして、この日にそうしようやって提案、見事にOKという流れですね。sickufoが決まってることも喜んでくれていたようで完璧ですね。

 ときめきポメラニアン、いいですよね。京都のおじさんたちが大喜びする音楽です。いや、もちろんですが若い女の子がやってるからとか、そんなじゃないですよ?俺たちの大好きなパンクの匂いがするのよ。まだまだ天然でやってるところも多いだろしそのピュアさ加減が僕たちの思うパンクに繋がると思うんです。僕の初見の印象「ブルーハーツやん」でしたからね。BPMが特別速いわけでもなく、ほとばしるトラッシュ加減があるわけでもない。彼女たちの音楽の奥底にあるのはズバリ「理由はわからないけどめちゃくちゃかっこいい!ってなっちゃうパンクのマインドへの憧れ」なんです。始まったばかりのバンドですが、だからこそその「憧れ」が「初期衝動」として現れるんですね。そういえば、おとぎ話の有馬も「最近の京都では気になってるバンドっす」って言ってたからね。未見の方はぜひっすよ。
 sickufo。音源で聴くと「俺たちのインディー」って感じのポップな香りがするんですが、ライブで観ると思ってたよりローファイでミニマルなバンドだなって。歌メロもちゃんとあるしそれ故のキャッチ―さもあるんですが、印象に残るのはやはり、エッジの効いた生々しい音たちによるタイトなグルーヴ。彼らの独自のタイム感で隙間たっぷりに鳴らされるアンサンブルにはsickufoの呼吸しかありません。ちなみに勿論僕は大好きなんですが、初めてnanoに呼んでくれたIKIMONOの二人が、初共演時の感想で「モグラさんが好きそう」で共有できたらしいです笑
 サブマリン。いいですよねえ…ゆったりとしたビートでダイナミズムがしっかりあるロックンロールを鳴らしてくれます。そういうロックバンドとしてのドラマに目が行きがちだったんですが、最近の彼らのライブではとにかく歌がフィーチャーされていて。歌ものに振り切ったというと少し語弊があって、そもそも歌ものには違いなかったし、バンドの音圧はスキルアップに伴って伸びていく一方で、その中で言葉を紡いで唄って歌を届ける人間の姿こそ全てだろってスタンスになったというか。生活の環境の変化とかも諸々理由はあると思うんですが、この変化(成長)はサブマリンってバンドをより一本気なものにし、マインドの強い音楽へと昇華させたと思うんです。パンクだと思うんです。
 ローファイ、パンクと言えば詩央ちゃんです。ノンリバーブの朴訥とした唄い方で声と言葉を届ける姿には何の無駄もありません。彼女の美しいと思うものを愛でるスタンスや、それを通して感じた気持ちや、その経験を通して生まれた哲学を、何の混じりけもなしも唄ってくれます。音のシンプルさ加減はもちろんですが、その言葉を選ぶときの彼女の感覚の純度の高さに、ローファイ加減を覚えるんですね。素晴らしく、そして頼もしいですね。強い人だと思います。多分、良いオカンになると思う。これセクハラじゃないよね…?

 そんな金曜日。素敵な日になる予感しかありません。ぜひに!どのアーティストも初見でびっくりさせてくれるステージを見せてくれますんで!
 

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10(土)

コロブチカpresents『ひみつのよふかしツアー』

コロブチカ / SEVENTEEN AGAiN

 絶好調(傍から見てて)のコロブチカのシングルリリースツアーのファイナル。フロントマンの北原はうちで働いてることもあって(最近はちゃんと仕事できるようになりました)、ここから信じられないくらいにコロブチカのライブや企画が決まってますのでお楽しみに笑 今20代前半の生きのいいバンドがたくさん京都にはいますが、このペースでnanoで出演が先まで決まってるのって、少し前のTHE FULL TEENZを思い出します。彼らとも相当濃い付き合いをしてきたんですが(終わったわけではないけど)、今はそれがコロブチカなのかなって思います。そう思うとあいつらともっと遊ばなきゃなあなんてことも思います。フルティンの伊藤とは散々遊んでたからなあ笑 老体に鞭打つかあ笑

 さて、今回のシングルについて。どちらもライブではお馴染みの曲に既になっていますが、活動当初の曲たちに比べると詩の内容に深みが出てきたなあと。そもそも言葉の選び方には北原の節みたいなのはありましたが、最初の頃の曲は瞬間瞬間の曖昧な愛情や気持ちよさを高らかに唄っていたのに対して、大学卒業後の人生が見えてきたんでしょうか、漠然とした不安を吹っ切るような、かつそれを見据えて対峙するようなリアルなブルーズが現れ始めたなって。そうなってくると、自分がもっとも大切にしたいものはなんだ?ってのが前以上に生活のテーマになってくるし、それが見つかったとしても、その背中にはずっと不安が付きまとって、なんとか自分に「これのはず!」って言い聞かせなくちゃならない…、なんか、そんなまじでリアルな歌を唄うようになったなって思うんです。そりゃあ、知名度も上がるわな。いよいよ良いバンドになってきました。安心しな?その不安、状況が変わってもずっと付きまとうから笑 ブルーズを紡ぎ続けるのだ。
 
 今回のツアファイのは2マン、お相手はSEVENTEEN AGAiN。あれ?前の週に大阪で自分たちの企画のリプレイスメンツやるよねえ?どんだけ元気やねん、ほんと笑 キャリアの長さに反して元気なことにも驚きますが、いつ見てもかっこいいですよね…。無駄に音もでかいし(直近のライブで初めて本番直前に「俺ギターでかいすか?」って訊かれた笑 返事はもちろん「うん」笑)、曲も詩も変わらずいいし。そして常にGt.Vo.ヤブソンが「今考えてること」を言葉にして伝えてくれるし、それは、さっきコロブチカの詩について綴ったようなブルーズの塊。でもそれを吹っ飛ばすような、あのパンクバンド然としたステージング。なんか全部が正解なんだよな、SEVENTEEN AGAiNって!っていつも思う。ほんと大好きです。

 おいおい、コロブチカが2マンの相手にSEVENTEEN AGAiN呼ぶかよ!すげえな!コロブチカの勇気と気合はもちろん、それを真正面から受けて立ってくれるパイセンの生涯現役っぷりにも拍手喝采!笑 両者ともにかっこいいぜ!
 お見逃しなく!!な案件です!!

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11(日)

『mogran'BAR』

GUEST act:Boogie God Crew
・LIVE:カミノ・ザ・ファンク
・DJ:カミノ・ザ・ファンク / 暗黒騎士ガイア / 神明宙
DJ:mogran'BAR crew

□配信URL:nanoのtwitchチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。

 nanoのレジデントDJパーティー「mogran'BAR」の5月回、通算403回目。月1回のこちらは普段ライブハウスとして稼働してるnanoが完璧なクラブと化す日。オールナイトじゃないけど、夕方からのデイタイムでできる限りのDJパーティーのヴァイブスを目指します!チャージはフリー、ゲストも豪華、ブースはフロアのど真ん中、360度囲めるボイラールームスタイルで毎月開催。僕自身クラブでもかなり遊んできたので、このパーティーがマンスリーでも開催できているのはnanoの誇りです!うちに出演してるバンド連中の中にも「クラブで遊んでみたいんですよね」なんて奴がちゃんといて、そういう連中は遊びにきてみたらいいよ!フランクで楽しくってちゃんと音楽が鳴ってることはいつものnanoと変わんないから!

 今回のゲストはBoogie Godというパーティーのクルーが登場。その名前は良く目にしてたけど僕は初めましての皆さまです。
 今回ライブアクトも務めてくれるカミノ・ザ・ファンクさんの音源を拝聴しましたが、こりゃ楽しいですね。シンプルに踊れるキックのビートの上に乗っかる跳ねたベースラインが気持ち良すぎてまさにファンク。シンセのサウンドやヴォーカルエフェクトもこれしかない煌びやかなもので、オールドスクールとニュースクールを行き来するような次元を超える視点はまさに神のもの!?
 Boogie Godってパーティーは開催を既存のクラブに限らないところが印象的。ホテルや寺とかね。その中でも最も印象に残ってる「ブギーゴッド法要(for you)」という京都のお寺で行われたもの。そもそも「法要」とかいて「for you」と読ませるセンスがハンパない。寺で行うことで、DJパーティーのヴァイブスを精神的な開放や解脱と並列させる考え方も大好き。スピってるって言われたそれまでかもしれないけど、人間生きてたら、具体的に口にはしないまでも、そういう感覚を得ながら遊びたいように遊ぼうとするものじゃない?こういうやり方もあるんですよ?と分かりやすく教えてあげるようなオーガナイズ、まさに菩薩が如来の教えを説くようなものですね!って知らんけど!笑
 
 そんな今回のmogran'BAR。nanoは寺じゃないから、「法要」の時とはまた違うテイストになるもしれないけど、忘れてもらっちゃ困りますよ?nanoにも押小路の大日如来「まーこおばちゃん」がいますから!ちゃんと「法要」になるかも!?
 お待ちしております!乾杯しましょ!

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12(月)

休業日

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13(火)

休業日

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14(水)

『生絞り人間』

長谷川 慎平 / QT(Half Years ROM) / 亀舎 良樹

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。

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15(木)

『過熱と冷却』

LIVE : PsysEx / Rentaro / VAALBARA
DJ : ヤンス(CLUB 80’s / mogran’BAR) / Miki Masuda(nano)

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16(金)

Vanityyy『CRAZY JASMINE TOUR 2025』

Vanityyy / DISTRESS / Dignity Destination / speel plaats

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17(土)

MOTHERCOAT presents
トキロック誕生50周年祝賀ワンマン『5Oat』
※SOLD OUT

MOTHERCOAT

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18(日)

『いつまでも世界は…第11回』に協力のため休業

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19(月)

休業日

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20(火)

『ナノジャム』(BAR営業+スタンダードジャズ・セッション)

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21(水)

『かいじゅう大作戦』

LEGECKO / neke / PLASTIC NIPPON / 北原圭悟(コロブチカ)

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22(木)

Naviar Records presents『SPLINTER -破片ー』

TUMO / ENCYM/CRYXUSS / Rentaro

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23(金)

CAT ATE HOTDOGS 3rd E.P『ラブレター』Release Tour “ノラネコ宅急便”

CAT ATE HOTDOGS

3月15日10:00よりe+にてチケット販売開始

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24(土)

『TOUR2025 それゆけ! Sundae May Club 』
※当サイトにおける取り置き予約不可

Sundae May Club / ズットユース

2月8日(土)12:00より、各種プレイガイドにて一般発売開始

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25(日)

Akane Streaking Crowd&オートコード presents
『空手ボーイと俳句ガール』

Akane Streaking Crowd / オートコード
※フロアライブ

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26(月)

休業日

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27(火)

Fallsheeps 2nd Full Album"Eureka"Release Tour 『ひかりに執着する』

Fallsheeps(神奈川) / 内田秋 / Shukai / EAT NIGHT LUNCH

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28(水)

『こころのずっとおくのほう』

扇芝智也 / おだゆき / 中村響太郎(モラトリアム) / 長瀬桂太(The Syphons)

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29(木)

『イッツファンタイム』

DJ : John(Seuss,Barbara) / 832boy(THE FULL TEENZ) / ナツコ(メシアと人人) / うみざる(ネオンズ) / shimizuyu(YOOKs,Gue,ULTRA CUB,No Fun) / Yu Ando(Redhair Rosy, Pines.) / モグラ(nano)

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30(金)

地球から2ミリ浮いてる人たちpresents『明け方の旅人たち』
※当サイトにおける取り置き予約不可

地球から2ミリ浮いてる人たち / 曽我部恵一(サニーデイ・サービス)

チケット予約はこちらより

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31(土)

To Be Honest presents『阿吽の呼吸』ツアー

To Be Honest / DNA GAINZ / 穴熊

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